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ひまよん。

blog explanation
うっかり注目しちゃったこととか。

エレクトリックおっサンダー

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今年度もあと7か月しかない。

今年にいたってはあと4か月です。
もちろん今年のクリスマスも中止です。


咳止めを抜いてみたところ、まだ咳がたまに出る。

とはいえしばらく抜いたほうがいいような気もするのですが、
天気が悪すぎて頭痛とかしはじめるので、結局飲まざるをえない。

しかし台風も進路おかしすぎだろ。

そろそろ病院にいったほうがいいのかも、と思ったものの、
土曜午後と日曜・祝日は休診、予約は平日の 14:00 から、みたいな病院なので
どうにもタイミングとりづらい。

6月からずっと足止めされてる感なのですがいったい何なのか。



「Xサービス停止命令」って昭和の特撮の話タイトルみたいだなと思ったり。

次回「Xサービス停止命令」、ご期待ください。



今宵の大河はどうやら伊勢平氏の祖である平維衡、
つまり後の清盛ら平家の先祖の名が出てきたことが
ちょっと話題だったようですね。

先日は安倍晴明も出ていたり。

さらに云うと、じつは藤原道長と源頼光は同時代人なのですよ。

というのをちょうど今日の昼ごろ気づいて Wikipedia 読んだりしてました。

つまり清少納言や紫式部や和泉式部や赤染衛門が宮中にいる裏で、
金太郎は熊と相撲をとり、渡辺綱は名刀髭切で鬼の片腕を切り落とし、
頼光は四天王を引き連れて土蜘蛛や大江山の酒呑童子を退治しにいったりしてるわけです。

もちろん安倍晴明は蘆屋道満と陰陽バトルを繰り広げています。

とんでもない時代だな。


先の平家の祖・平維衡と、頼朝ら河内源氏の祖・源頼信、
それに平致頼、和泉式部の夫となる藤原保昌という武勇に秀でた四人が
「道長四天王」と呼ばれていたとかなんとか。

この四天王のひとり、源頼信の異母兄が頼光です。父はともに源満仲。

源氏の祖である満仲の長男が大江山の鬼を退治し、
その弟の血を引くと称する者たちが鎌倉幕府(頼朝)、室町幕府(足利)、江戸幕府(徳川)と
連綿とつづく武家政権をそれぞれ開いてきたわけですが、
大江山と同じ「大江」の姓をもつ大江匡衡と赤染衛門の夫婦の子孫を名乗る毛利氏の恨みと
壇ノ浦に眠る安徳天皇を祀る長州の地に育まれた勢力が、
かつて鬼と呼ばれたかもしれない異人たちの力に対抗するために
その源氏の幕府の時代を終焉に導き新たな時代を産みだした、
という歴史は大変ドラマチックかつロマンチックですよね。

なお匡衡と頼光は親交があったらしいですよ。
赤染衛門も夫と一緒に頼光の家に泊まったりしたとか。

頼光が和泉式部の初恋の人だったのでは、みたいな説もあるそうな。
和泉式部の父は大江雅致で、赤染衛門の夫の兄弟です。

そういう背景を知ると、
和泉式部の娘、小式部内侍の百人一首の歌が「大江山~」なのも
ちょっと意味深な感じしますよね。

ちなみに頼光の養女である相模も百人一首の詠み手のひとりです。
「恋にくちなむ 名こそをしけれ」のひと。
十代のころに清少納言の息子と結婚するも離婚、後に大江公資と結婚するも離婚。



西暦 1000 年前後、ちょうど第一ミレニアムの世紀末から次の時代へという、
我々と似た境遇の時代だったりもします。

時代はまさに世紀末!



であ。
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